非破壊試験による鋼製防護柵の根入れ長測定
防護柵設置工の施工における出来形確保対策について
国土交通省による防護柵設置工事は土木工事共通仕様書に基づき施工されておりますが、過去の工事において土中用埋込式の防護柵支柱の根入れ不足による問題が発生しました。
この事例により国土交通省発注工事の防護柵設置工事では、ビデオカメラによる支柱の根入れ長測定による出来形管理が実施されておりました。
平成22年3月に国土交通省より鋼製防護柵支柱の根入れ長確保のための出来形管理は、これまで義務付けられていたビデオカメラによる出来形管理を改め、非破壊試験による出来形管理を基本とする測定要領(案)が通達されました。
鋼製防護柵の根入長測定の流れ
1.測定機器の性能確認(キャリブレーション)
2.対象物(設置後の支柱)の根入れ長測定
3.測定データを元に解析
4.報告書の作成
測定業務に携わる場合は、弾性波診断技術協会認定『弾性波による防護柵根入れ深さ測定技術者』の有資格者が必要となります。
弊社は平成23年にEITAC弾性波診断技術協会に入会し、現在まで熊本県内におきまして多くの測定実績がございます。
鋼製防護柵の根入測定における各種資料も取り揃えております。
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